2006/7/30 日曜日

名駅 薪能

- 舞台

名駅で毎年やってる薪能を見てきたにょろ。
野外の特設ステージで無料で見れるのだ。
去年、一昨年も行きたかったけど、都合がつかなくて今年初めて見れた。
大衆向けに演目をセレクトしてアレンジもされているんだろう、きっと。
最初にあらすじの説明もあったし、訳が分からないと言うことはなく普通に楽しめた。
能って演者はみんな面を被って出てくるものと思っていたけれど違うのだね。普通に素顔で出てくる人もいた。
面白いとかよりは美しいと思った。
狂言もあり「瓜盗人」という演目をやったんだけど、これはとても愉快だった。
狂言というものはまったく知識がなかったのだけれど、これはまた機会があったら見てみたいものだと思わせた。
今回の物が愉快な内容であっただけで、他の演目は悲しい物などもあるのかも知れないけど、色々と見てみたい感じだ。
能は話している内容を聞き取るのに苦労するが、狂言は分かりやすかった。
次回はもっと良い環境で集中して見れる場所で見てみたい。高い金を出しても見たいという人達が集まるところで。
今日は、無料ということでちょっと興味がある程度の人がちょっと見に来たよ的にいたんだろう。
それにしても、最初に携帯電源飲食禁止撮影禁止と言われているのに、それを周りで全部やられてもう俺はどうしたらいいのかと。
何でこう席運が悪いんだろういつも。それとも世の中にはそういうお馬鹿さんが圧倒的に多いんだろうか?
あと、スタッフはボランティアか? 質がかなり悪かったんだが。
フラッシュ焚いて撮影したり、ボソボソ客に聞こえる位置で喋ったり、スタッフとしての自覚ナッシングですね。
もうお前らみんな死んじゃえよ。

2006/3/18 土曜日

レ・ミゼラブル

- 舞台

こそっと中日劇場でレ・ミゼラブルを観てきたよ。
まったくセリフないんですね。
全部歌だとは思わなかったのでとてもビックリした。
もしかして、本物のミュージカルというのはそういうものですか?
坂本真綾がエポニーヌ役の日を狙って行ったのだけど、そのエポニーヌがとても良かった。
脚本書いた人はきっとエポニーヌのことが好きなんだと思うくらいに見せ場が多かったよ。ソロ曲あったし。
コゼットより全然目立ってた。
僕もレ・ミゼラブルではエポニーヌが好きなので、これは嬉しい誤算。
おまけに坂本真綾は歌が上手いですね。他の人と比べても上手い方じゃないかなぁと思った。
ちなみにアンジョルラスは岸祐二でした。
V-0でブレッドの声やってた人。
でも、岸祐二は声聞いても岸祐二だって分からなかった。
やっぱセリフなくて歌だけだと、声で誰かはなかなか分からないものよね。
ストーリー的には、やっぱ原作が長いから、全部やるにはかなり急ピッチな感じだけど、飽きさせることもなくてとても楽しめたよ。
演出も良かった。ライトの使い方がすごく上手いと思った。
ジャベールが川に身を投げるシーンとか、ホントに水に飲まれてますーって感じしたもの。
最後にバルジャンが死ぬシーンで、お迎え的にファンティーヌが登場するんだけど、途中からエポニーヌも登場して、それはちょっと違和感でしたね。
エポニーヌはバルジャンとの接点があんまりないのに、ここで登場してファンティーヌと一緒にバルジャンの側にいるのはちょっと微妙といえば微妙。
みんなエポニーヌが好きで贔屓しているんだと思った(笑)。
ともあれ全編通してとても楽しめた。
いいもの観た。

2005/7/24 日曜日

楽園パレードにようこそ

行ってきましたSound Horizonのコンサート。
楽しかったー。じまんぐサイコー(笑)。
とりあえず曲目は以下の通り。すでにうろ覚えだけど感想を書くよ。
・エルの肖像
・エルの絵本【笛吹き男とパレード】
・エルの天秤
・エルの絵本【魔女とラフレンツェ】
・Baroque
・弦楽四重奏 (演奏のみ 指揮REVO)
・エルの楽園[→ side:A →]
・Ark
・Yield
・Sacrifice
・StarDust
・エルの楽園[→ side:E →]
アンコール
・澪音の世界(じまんぐ)
・約束の丘
アンコール2
・恋人を射ち堕とした日
エルの肖像。
ステージ右の方であらまりさんが歌ってて、あらまりさんばかり見てたらいつの間にか左側の方にエルの肖像画がぶら下がってました。
実際に絵ではなくスクリーンに映したものだと思う。yokoyan画。
曲が終わってフルートのソロ。
曲と曲の繋ぎが毎回ちょっと長いなぁと思いましたね。
歌ごとにあらまりさんが衣装をかえるから仕方ないけど、テンポがちょっと悪いかも。
続けて歌えば曲数も増やせるし。
ともあれ、エルの絵本【笛吹き男とパレード】。
じまんぐさん登場。もうおおはしゃぎ(笑)。
客席を駆け回りまくります。何か配ってましたな。なんだったんだろう?
次にエルの天秤。
曲の始めにじまんぐさんが客席に座っていた男の人に襲いかかる。
その前にも「三列目の端のお嬢さん。幸薄そうな顔をしている」とかお客さんをいじってたので、またかと思ったらどうやら仕込みだったよう。
じまんぐさんに殴られた男の人は苦しそうに係員に連れられて退場して行きました(笑)。
あらまりさんはウェディングドレスでした。わお。
エルの絵本【魔女とラフレンツェ】ではスクリーンに絵本の映像。
yokoyan画でストーリーを追っていく。
あらまりさんの衣装は前面がラフレンツェで背面がオルドローズというもの。
オルドローズのセリフの時は後ろを向き、フードに仕込んだ仮面を後頭部に被せてセリフを言ってました。
というか、エルも仮面というかお面だったような。席が遠くて良く分からなかったんだけど。
ところでこの絵本の絵のオルフェウスが金髪ではあったけど顔の形とかがアビスに見えたですよ。
これは、オルフェウス=アビスと解釈していいのかなぁ?
Baroque。
シスター衣装のあらまりさん。
スクリーンには教会の画像。
ここでミステイク。マイクが入ってないよう。
REVOさんの演奏は続くのに、しばらくあらまりさんの声が聞こえず。慌てて音響さんだかが袖からやってきて代わりのマイクを渡すか調整したかして引っ込みました。
つか、あらまりさんの一人芝居が。殴るアクションがあったりして怖いよ。
最後には生首をかかげるあらまりさん。うわぁ。ここちょっとだけ引いたかも。生々しすぎるって。
次の曲の前にビーって開演の合図みたいな音がしてあらまりさんのナレーション。
人殺しソング界の貴公子REVO指揮による弦楽四重奏ABYSS、とか言ったかな。
REVOさん指揮で四重奏。歌なしですよ。
この曲なんだか良くわからなかったんだけど、これが公式に書いてあった新曲?
エルの楽園[→ side:A →]。
あらまりさんはエルの格好で。スクリーンには楽園の風景。もちろん途中で奈落に変わりました。
Ark。
ソロルあらまりさん。ナイフがぶら下がってきてフラーテルを刺す。
この曲も映像が効果的に使われていた。
最後の「いつの間にか少女の背後には」のところでは、あらまりさんの背後のスクリーンにじわじわとにアビスの姿が現れました。
Yield。
青と白の可愛らしい衣装で頭には髪飾りのあらまりさん。
Sacrifice。
珍しく衣装交換なしで髪飾りだけなくなってました。
ラストの火炙りのところでは、あらまりさんが村人に捕まって磔にされる演出。炎も上がってたよ。
この曲って妹だけかと思ってたんですが、姉も磔になってたんですか。
StarDust。
真っ赤なドレスのあらまりさん。左手には花束です。
今度はあらまりさんが客席に降りてきて、その手の薔薇を一本一本お客さんに手渡し。
お揃いの白い服を着て見知らぬ女と歩く男の役はREVOさん。なぜなのよー(笑)。
そしてREVOさんが白いジャケットを脱ぐと黒いシャツ。黒に近づき示す~♪
エルの楽園[→ side:E →]。
じまんぐアビスが帰ってきて死んだ横で傍らの屍体に気づかないあらまりエルが歌う。
歌が終わってあらまりさんもREVOさんもバンドの人もみんな舞台を去る。
ただ一人倒れたままのアビスが起き上がると、ふふふ、ははは、ふぁーはははーと笑いながら最後に舞台から姿を消した。
と、どうやらここで一応ステージは終わりだったよう。
一曲ごとに間を空けていたから、また曲が始まるかと思ってしまうよね。
拍手は手拍子に変わってアンコール。
あらまりさん出てきてMC。
バンド紹介。順番に。REVOさんを紹介して、最後にじまんぐさん。
ここでじまんぐさんが、いきなり澪音の世界の冒頭の語りを始める。
かと思ったら、「澪音」の部分を「じまんぐ」に変えてますよ。
飼い主たるじまんぐに語りかけるかのように。
舞台からはけるあらまりさん。曲が始まり歌いだすじまんぐさん。
じまんぐの世界キター!(・∀・)
じまんぐフルコーラスでの澪音の世界。いやさ、じまんぐの世界。
前半のじまんぐパートは歌わずにあらまりパートをじまんぐさんが熱唱。
「死とは」からの語りは通常通り。でも澪音の部分はじまんぐで。
「願わくば君がじまんぐの世界に囚われないことを」っていやもう遅いから。囚われてるからー!(笑)
最高に盛り上がった後、再びあらまりさん登場。
約束の丘。
まともなデュエット曲というとこれしかないからか。
今までElysionの曲ばかりだったので、いきなりクロセカ持ってこられてちょっと空気が変わった感じがした。
再び全員引っ込んで二度目のアンコール。
恋人を射ち堕とした日。
やっぱり最後はこれですか。
ぎっちょんこんな盛り上がってるところでまた途中からマイクが入らない。ぎゃー。
割とすぐに復活したけど、まだ最初の方だったから一旦曲止めてもう一度最初からやっても良かったと思った。
あと、最後の最後なんだからお客さん達も立った方が良かったような気が。
最後の曲だってあらまりさんが言ったから立とうと思って腰浮いたんだけど、周りがそういう雰囲気じゃなかったので結局座ったままでいてしまいました。(´・ω・`)
ともあれ、盛り上がった後は、全員がステージに整列し、じまんぐが閉め。
楽園パレードは終わらない。また中野ZEROへ帰ってくる。と言い残し、今回の楽園パレードは幕となりました。
帰りに出口で号外を配っていたんですが、9月19日に再び中野ZEROで楽園パレード開催とのこと。
あと、開演直後に販売用DVDの撮影が行われますとか言ってました。今回のステージ収録分だけで売るのか9月のも合わせて売るのかは知らないけど、DVD出るのはちょっと楽しみかも。映像的にも面白かったし。
一つ言うなら、出演者もスタッフももう少しステージ慣れしてくれたらと。^^;
9月も行きたいな。

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