2006/7/29 土曜日

ゆれる

- 映画

伏見ミリオンは待合所を改善するべきだと思う。

映画は、ピースが上手くかみ合わないというか、すっきりしない感じでした。
結局事故と考えていいんだよね? 少なくとも殺人ではないし、助けようともした。
のだけれど、オダギリジョーはどうして最初から見ていないと嘘を言って、殺人を犯した兄をかばうような行動をしたのか。
最初から、見たままを証言していた方が、事故だと証明できて良かったのではないのかな?
その辺りのオダギリジョーの思考というか感情がちょっと理解できなかった。
というか、その瞬間を映さずにオダギリジョーのアップや川の流れを映して、彼女が落ちた事を表現して事故なのか事件なのかを見ている側に分からなくして、徐々に真相をはっきりさせていく演出なので、最初にオダギリジョーが嘘を付かないとそもそも映画が動き出さない、ということなんだろうか。
だとしたら最初から作りが間違ってしまっているんだが。
ただ、ラストシーンは好き。乗ったのか乗らなかったのか分からない演出はこの映画のラストには合っていると思えた。
個人的にはあの笑顔は乗ったような気がするけどね。
通して、映像的には惹かれる絵でした。
キム兄はすっかり役者さんになりましたね。

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