2006/1/28 土曜日

博士の愛した数式

- 映画

なかなか面白かった。

数学の先生役の吉岡君が生徒達に話す思い出という形で物語が進んでいくんだけど、要所要所で物語に出てくる数式とかを吉岡君が色々説明してくれる展開は分かりやすくていいと思った。字は汚いけど(笑)。
博士の記憶が80分しかもたないという設定は、特別そのせいで事件が起きるということもなくその設定は必要なのかと思ったりしたけど、深津絵里とかルートとかがそれを日常としているのを見ていると、そこが面白いのかなと思えたり。
シーンとシーンの間に月だったり野の花だったり紅葉だったりを挟むのは、数式の美しさは花が美しいことを説明することが難しいのと同じように難しいとかって誰かのセリフがあったんだけど、つまり博士が数式を花や星と同じように美しく思ったということを感じてほしいとかそういうことかな。
良く分からないけどなんかそんなような意図がありそう。音楽も綺麗でした。
メインの役者さん達はみんな良かった。
寺尾聡というとルビーの指輪とか歌ってたイメージが強いんだけど今ではすっかり役者役者してきましたね。
観ている間は数学が好きになる(笑)。

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