けせら・せら

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明るい舞台の上で手探りで動く出演者達の動きが楽しくも滑稽。
物語も分かりやすく主人公を取り巻く人間関係が楽しい。
照明の演出が素晴らしいですよね。前回観た夢から醒めた夢でもスポットライトの演出がいいなぁと思ったんだけど、舞台上では光というのは生き物なのだと。
照明さんは役者さんと同じくらいに素晴らしい仕事でした。
大金持ちが奈落に落ちるところが一番笑った。
ラストはちょっとあっさりしてる気もするけど悪くはないかな。
隙のない良く出来た舞台でした。

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刈谷って距離感がなかったのだけど、結構近いのね。名古屋から電車で２０分とかで着きましたよ。わお。
会場はやはり空席が目立っておったよ。会場がコンサートをやるための場所とかではないところだったせいか、音響設備が整っていないからか、なんかいまいち音が悪かった気がする。
それとは別に、チェロの高音がどうも異常に感じられたのは気のせいか。
妙な客層で、老若男女。幅広すぎる。演奏中に子供の泣き声が聞こえてきた。
耳に入る会話などから、Vanilla Moodが聞きたくて来た人達よりも、知り合いにチケット買ってと言われたのでせっかくだから来ましたよ、みたいな人が結構いた気がします。
演奏はVanilla Moodらしくというか、アレンジが楽しかった。
ミニアルバムに収録されている曲も、ライブ用にアレンジされていて新鮮。
三角関係設定のアイノトリコが良かった。
１１月はクリスマスソングをやったけど、今日はバレンタインが近いということでバレンタイキッスを。国生さゆりもきっと喜んでる。
関係ないけど、どうして日本にはこの歌しかバレンタインの曲がないのか。Wakaちゃんも言ってたけど何十年もこの時期になると聞く訳で。
そのWakaちゃんのフルートが結構目立つ曲が多かった気がする。
逆にヴァイオリンはあんまり目立たなかったかも。トークでもYuiちゃんはあんまり話さないしね。地元名古屋が近いので知り合いが来てたりしなかったのかな。もっと話させてあげて。
でも、６月には名古屋でライブやるらしいから、その時はYuiちゃんが目立ちますように。というか、名古屋のライブ全自由席って……。
Keikoさんの歌は今日も聞き取りにくかったよ。歌詞が早口だったりするので、仕方ない部分もあるんだけど、発声に問題がある気がするなぁ。
ピアノは相変わらず上手かったけどね。ピアノと席の位置関係のおかげで弾いてる時の指が見えたりしたんだけど、すごいなぁやっぱり。
Marikoさんは今日も素敵でした。
今回はランの館と違ってステージが広いので、Keikoさん以外の三人はポップな曲の時は動き回ってたんだけど、チェロを持って動き回り踊りも踊るMarikoさんは体力いるだろうなぁと感心した。チェロってどれくらいの重さなんだろう。
半分以上はスタンディングで演奏してたんじゃないかな。リーダーゆえトークも基本Marikoさんだし、Marikoさんお疲れ様。
もう少し売れていい会場といいお客の前で演奏できるようにがんばってください。

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舞台は、流石というのか、やはり完成度の高いものでした。
安定した歌唱力や滑らかでしなやかな動きは素晴らしかった。
ストーリーの方は、子供向けということもあり、あまりのめりこむほどの内容ではなかったんだけど、クライマックスで少しじんとしてしまったのは、演技力の賜物でしょうか。
演出もなかなかで、ライトや紗幕の使い方とか、上手いと思わせた。ラスト近くの、誰もいないところにスポットライトが当たっていくところは、みんなが光になるという内容にマッチしていて、うならされた。
カーテンコールは、たまたまクリスマス時期ということで、21日から24日までは特別にクリスマス仕様のカーテンコールだったらしく、ハンドベルや出演者によるきよしこの夜の合唱などでした。
劇場スタッフがカーテンコールが始まる直前に、客席にサイリュウムを配ってくれて、なかなか綺麗でした。
舞台から見たい光景だね（笑）。
舞台独特の緊張感のある空気はとても好き。それは劇場でしか味わえないものなので、また来ようと思います。
次はブラックコメディかな。
ところで、3月に観た「レ・ミゼラブル」ではセリフは一切なくて、すべてが歌だったんですが、ミュージカルってそういうものだったっけと思っていたんですが、この「夢から醒めた夢」ではセリフもあるし歌もあるしで、やっぱり「レ・ミゼラブル」が特殊な部類に入るミュージカルなんだろうと思いました。
うむ。

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