2006/12/22 金曜日

夢から醒めた夢

- 舞台

不意に思い立って劇団四季を観てきました。
劇団四季は初めてなので、新名古屋ミュージカル劇場も初めてな訳ですが、思っていたよりも広くありませんでした。
サクラ大戦の歌謡ショウで使ってるところよりもちょっと狭いくらいかなぁ。でも、綺麗で居心地のいい空間だったよ。
開演前に出演者の人達がロビーとかを衣装を着て歩いて、お客さん達に笑顔を振りまいていた。
劇団四季のオリジナルの演目が良かったので「夢から醒めた夢」を選んだんだけど、たまたま子供向けな内容だったらしく、お子様連れのお客さんが多かった。
なので、開演前に出演者の人達が姿を見せるのは、この演目だからだったんだろう。きっと。

舞台は、流石というのか、やはり完成度の高いものでした。
安定した歌唱力や滑らかでしなやかな動きは素晴らしかった。
ストーリーの方は、子供向けということもあり、あまりのめりこむほどの内容ではなかったんだけど、クライマックスで少しじんとしてしまったのは、演技力の賜物でしょうか。
演出もなかなかで、ライトや紗幕の使い方とか、上手いと思わせた。ラスト近くの、誰もいないところにスポットライトが当たっていくところは、みんなが光になるという内容にマッチしていて、うならされた。
カーテンコールは、たまたまクリスマス時期ということで、21日から24日までは特別にクリスマス仕様のカーテンコールだったらしく、ハンドベルや出演者によるきよしこの夜の合唱などでした。
劇場スタッフがカーテンコールが始まる直前に、客席にサイリュウムを配ってくれて、なかなか綺麗でした。
舞台から見たい光景だね(笑)。
舞台独特の緊張感のある空気はとても好き。それは劇場でしか味わえないものなので、また来ようと思います。
次はブラックコメディかな。
ところで、3月に観た「レ・ミゼラブル」ではセリフは一切なくて、すべてが歌だったんですが、ミュージカルってそういうものだったっけと思っていたんですが、この「夢から醒めた夢」ではセリフもあるし歌もあるしで、やっぱり「レ・ミゼラブル」が特殊な部類に入るミュージカルなんだろうと思いました。
うむ。

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