アヒルと鴨のコインロッカー
予告では軽いテイストの映画をイメージしてましたが、思いのほかヘビーな内容でした。
その分、ずっしり心に残るというか、良くできた映画だった。
予告編ではジャンルからしてミステリーとは思ってなかったので、コメディーなんかなぁと思ってたんですが、観てみてびっくりというか、そういう意味で意表をつかれたのもあるけどストーリー的にも意表をつかれる展開で目が離せない感じでした。
本屋襲撃の本当の目的とかブータン人の正体とか、だんだん明らかになっていく真実が切ないストーリーを生んでいて、瑛太君の演技がこれまたそれをうまく表現している。
瑛太君がとても良かった。最近良くなってきたなぁとは思ってたけど、僕的にはここ最近で一番いい感じだったかも。
すべてを知ってから最初から見直したいという気持ちを除いても、もう一度見たくなる映画。