2007/3/26 月曜日

あかね空

- 映画

試写会当たった。
試写会って意外に当たるのね。最近、応募するようになったんだけど。
映画はとても良かったです。

中谷美紀がとても良かった。
娘時代はとても可愛らしいし、おかみさん時代はがらりと変わって母親の強さ優しさが良く出ていた。
内野聖陽も二役きっちり演じ分けてて、見た目もまったく変えているので、同一人物とは思えないほどだった。
ストーリーはこれも良く作られていると思う。
京や、相州屋、親分が目に見えない部分で強く繋がっていて、なんとも言えない情の温かさみたいなものを感じるね。
迷子の子供が京やではなく、親分の方だというのも面白い。
相州屋のおかみさんは、京やに生き別れた息子を見ていたけど、生き別れていなかったら、親分が京やみたいに育っていたとも思わせるね。
その息子が京やを救うというのが奇妙な縁というか、ドラマチックでした。
まあ、ラストの茶番は、悪い豆腐屋が親分に話を持ちかけた時点で大体展開が読めたけど。
あと、親子とか家族の絆というか大切さとかを、押し付けがましくもなく、かといって遠慮がちでもなく、きちんと描いていると思いました。
知らない監督さんだったので面白さが未知数だったけど、久々にいい映画だった。

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