2006/11/4 土曜日

ただ、君を愛してる

- 映画

調子が良いので三本目行っちゃった。
こういう時、シネコンはいいね。

これは面白かった。文句なし。
ただ、宮崎あおいの一人勝ちと言われたら否定出来ない。
宮崎あおいがすごくチャーミングだった。上手く演じますね。役になりきると言うのか。
黒木メイサが静流(宮崎あおい)が入院中に手紙を嬉しそうに書いたって言うシーンで、その姿が自然に目に浮かびましたよ。
玉木宏も相手役として良くついていってる気がした。それにしても誠人は朴念仁ですね。
ニューヨークに行ってからの展開。静流が実は死んでいたというところでかなりビックリ。
まさか死んじゃうとは思わなかったよ。と同時に、1本目に観た「天使の卵」と同じだ、と思ったり(笑)。
個展のシーンは泣けてきました。本当に変わっていて、大人になった姿の静流の写真が素敵で、やっぱり宮崎あおいの一人勝ちですね。
観終わって、ハッピーエンドじゃないのに、なぜか幸せな気分になりました。恋人が死んで、それでも残された一人は少しの痛みと楽しかった思い出を胸に生きていく、みたいな展開は良くあるけど、この映画には、少しの痛みはなく、本当の意味であいつは俺の中で生きている的なものを観る人に実感させたのかな、と。

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