ぼくのメジャースプーン
新聞にちょっと紹介記事的なのが載ってて面白そうだと思って借りてみました。
ちょっと中だるみしたけどなかなか面白かったです。
声の力がどうしてもギアスを思い出さずにはいられませんね。
パクリではないんだろうけど言われても仕方がないレベルではある。
それはともかくその力の説明やらがちょっと長かった気がする。先生のところに通っている辺りね。
中だるみと書いたけどその中盤ちょっと読むのしんどかった。
動物園のシーンもふみちゃんが小さい子に場所を譲ってあげたとかのエピソードを後から出すために必要なのは分かるけどちょっと余分が多くないかな。もちっとダイエット出来そうな気がする。
ラストにどういう条件と罪を持ってくるかワクワクしたけど、そこまで意外性のないものでした。
ふみちゃんが実は力を使われていないというのは意外で面白かったし、やっぱり最後に声を出すところはちょっと感動した。良かったねって。
ところでこの人の小説も海堂尊の小説と同じで各作品がリンクしているそうな。
秋先生が2年前に使った力のことは他作品で書かれてたりするんだろうか?
今回の主人公やふみちゃんが出てくる小説も他にあるそうなのでちょっと読みたい気はするけどまあ読まないかなぁ。分かりませんが。
気が向いたら読むかもしれません。