2012/9/26 水曜日

遠まわりする雛

- 書籍

アニメの氷菓を観てましてちょっと原作を読んでみたいと思ったので図書館でこれを。
全部読むつもりはないので1巻ではなく短編集の4巻にしました。

アニメを観てるといつもという訳じゃないけど割りとストーリーの着地点にたどり着くために都合のいいエピソードを入れてくるようなところがあるので、原作ではどうなのかとそれを確かめたくて。
例えば愚者のエンドロールで奉太郎がザイルの存在を失念していたのがそれで、まあ、理由は考えられるんですが、どうして忘れてしまっていたのかという描写がないと先に書いた着地点にたどり着くための都合のいい展開に思えてしまうんです。
で、今回読んだ短編はどれも面白かったと言えるんですが、遠まわりする雛の橋に関して言えば、工事が必要な状態の橋の上を十二単を着た人間やらの行列を通すことに危険はなかったのか、と思いました。
結果的に通らなかったけど、橋を渡る予定だった訳で、奉太郎が通った時にミシミシってたのに重い十二単とか着て行列で通ったら危なくないかと祭りの運営の人は思わなかったのかなと思っちゃいました。
それが着地点にたどり着くための都合のいい部分かなぁ、と。
まあ少し引っかかる程度なので全体的な面白さからいえば、面白かったです。
ミステリー小説といえば殺人事件とかしか浮かばないけど、日常の中の謎にスポットを当てたこの古典部シリーズはいい着眼点だと思います。
ところで、あきましておめでとうのラストの甘酒が怖いだっけ。あれ最初饅頭怖いに掛けてるのまったく気づかなくて意味不明だった。
何の伏線もなしに言われてもって思った。

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