2005/11/27 日曜日

カーテンコール

- 映画

四日間の奇跡の監督ということでちょっと心配していたんだけど、やっぱりいまいちでした。四日間の奇跡よりはいいんだけど。

なんか無駄なカットが多いですよね。説得力みたいなものにも欠ける。
テーマも統一されてなくて結局何を一番見せたいんだろうと思う。
幕間芸人とか寂れていく映画館とか在日韓国人とか柱となるものが最後までばらばらでまとまりがないまま無責任に終わっている印象。
そもそも冒頭、自分が撮った写真が元で女優が自殺未遂をしたという事実は、福岡に行くことのきっかけにすぎないエピソードになってしまっており、ストーリー上さほど意味を持たないものになってしまっている。
だったら最初から福岡在住のかけだしの記者が成長する話で良かったのではないか。
その香織の成長もスクリーンを通して大して伝わってこない。
半落ちは観ていないのですが、作品によって出来が良かったり悪かったりする監督なのでしょうか。
と、酷評していますが、役者的には藤井隆がとても良かったですよ。
藤井隆の演技は初めて見たんだけど、かなりいい感じ。役柄が求める演技を見事にこなしていると思った。
キャラ勝ちって部分もあるだろうけどね。
あと、伊藤歩はスワロウテイルとのど自慢しか観ていなかったので、演技と歌の上手い娘くらいの認識でしたが、今回ずいぶん綺麗になっていて驚いた。
かなり素敵な女性に成長していてワハーでした。

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