2008/10/5 日曜日

トウキョウソナタ

- 映画

小泉今日子はちょっとナーバスなお母さん役がはまってますねぇ。
内容的にはそれほど厚みはないけど映画的には良かったと思います。

小泉今日子いいですね。そして老けたね。アップ時の肌を見てそう思った。
空中庭園の時の役とちょっと似た雰囲気のあるキャラクターなんだけど、こういう役ホントはまり役かも。
香川照之は言わずもがなだが、子役の子もなかなか自分の仕事をきちんとこなしてました。
ハローワークの列や通勤通学の人波や最後の試験会場の人達など、必要以上に大人数だった気がする。
それとも、劇中に登場する大勢の人達が、最後はあの家族に(同じ人達ではないが)全員が注目するというところに何か意味があったんだろうか?
役所広司が出てきた辺りから映画が走りはじめてちょっと感情が追いつけない部分もありましたが、最後には落ち着いていいラストになったと思う。
振り返るとストーリー的なものはそれほど大きくないんだけど、家族一人一人の人生の大きな分岐点を見事に描いていた。

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