ジェネラル・ルージュの伝説
ファンブック的なアレ。
凱旋で語られていたデパート火災の短編が収録されてます。
まあ面白かったと思います。
水落冴子とはこの時知り合っていた訳ね。
凱旋の時の距離感の謎はまあ解けたけど後付けの理由ですよね。凱旋の時点でこの設定があるのなら凱旋の中でそれに触れなければ読者は納得しないと思います。
あと、花房さんは世良さんが好きだったけど猫田さんが告白したから速見を好きになっちゃったの?? 花房さんの心情が分からなかったです。
城崎はやっぱり桜宮の長男だったんだね。これは世界が狭くなりすぎんかと思うけど、アリアドネに小百合と城崎両方登場するらしいのでその辺は面白そうだと期待しておくことにする。
しかし、ナイチンゲールを読んだ時はただの脇役にしか思えなかった城崎が割りと重要なポジションにいて面白いなぁと思わせる。
速水にルージュを渡したのは猫田さんだったんだね。花房さんかと思っていましたが。
ルージュそのものは花房さんの物なのですけれど。
速水も最初っからすごかった訳じゃないというかそういう部分が見れて良かったです。と共に猫田さんの新人時代とか気になってくるけど。
海堂尊以前以後は後半に書かれている医療関係者の偉い人や厚労省の人らのことが興味深かった。
小説の中だけじゃなくて実際に腐ってる部分って本当にあるんだろうな。
作品解説のバチスタのところに100回推敲したとあって驚いた。
100回推敲してあの出来はいただけない。
ヤムチャが100人いてもフリーザには勝てないってことですか。
バチスタ、ナイチンゲール、凱旋の三作と比べて螺鈿迷宮の方が読みやすいと感じた時に、螺鈿迷宮は出版社が違うから、これは編集者の力によるものではないかと思ったんだけど、この本を読む限りはあまり編集が書き直しを要求している風ではないですね。
むらがあるのかもしれないな。
さて、まだ続きを読みたいんだけどポケモンの新しいのが発売されるのでしばらく読書はお休みしてゲームします。
一段落したらまた読書再開するぜ。
アクアマリンも今月で連載終了らしいし単行本発売今から楽しみです。
最近全然読めてないんだけど4Sエージェンシーが出てきたりしないですかね。小夜ちゃんや瑞人とアツシを会わせてあげたい気がするな。