2008/1/16 水曜日

スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

- 映画

珍しく洋画。試写会当たったのだ。
邦画好きな僕も、ティム・バートンとロバート・ゼメキスだけはなんとなく気になる存在です。あんまり観たことはないけど。
いつも試写会こんなに混まないよなぁという程度には混んでました。
やっぱ洋画の方が人気があるのかなぁ……?
映画は面白かったよ。まいった。

元々ミュージカルだったものの映画化なんですね。全然知らなかった。
映画もミュージカル風で、セリフと歌とで展開されていきます。踊りはなし。
展開も当然ミュージカル的で、僕には小気味いいテンポでした。これがミュージカル風じゃなかったら、もっと長くて暗い映画になってたと思う。
船乗りの一目惚れとか、判事の子供に対して絞首刑とか、ありえなさがミュージカル的ですね。
展開も面白いし飽きさせないし素晴らしかった。コミカルもあり、シリアスもあり。
首をスパッと切って血が噴出すのもそうだけど、その死体が床にぐしゃっと落ちる映像はいっそ美しくすらあった。
物乞いの女がなんとなく意味を持ってくるような気はしてたけどなるほどでした。
娘をそうと知らずに殺さなくてホントに良かった。でもここだけちょっとご都合主義的といえなくもなかったか。
終わり方もまたあっさりと潮が引くようでなんともいえない余韻が残りました。
こういう映画だとしばらくパイは食べられないわ、とかいうのが普通かもしれないけど、僕は見ていてあのパイがめちゃ美味しそうに見えてしまいました。
指は食べたくないけどな。

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