2007/11/10 土曜日

ALWAYS 続・三丁目の夕日

- 映画

前作がとても良かったので逆にそんなに期待はせずに行ってきた。
良く出来ていたけどむしろ出来すぎな感があり。

お話的には展開が読めまくりでした。結末も観ている側が望んだとおりで、良かったんだけどなんとも言えない感じでもあり。
今回はとても作り物感が強くなった気がした。昭和を再現するのにCGとか合成とか多用するのはいいけどちょっとやりすぎなのかも。
前作も作り物感はあったんだけど、それでも今回はよりそれが強くなった印象。見た目のこともストーリー的なことも。
なので、作中で小説を読んだ後の小日向文世に現実はこんなに甘くないと言わせておいて、映画の結末がその甘い展開になっているのが、暗にこの映画が作り物だと肯定しているように思えました。
今回は、話の柱が3本立ってるので、これを2本にしてもう少し深くした方が、グッと来たかもしれないですね。
けど、前作にもあったけど懐かしさの中にも現代社会の問題を投げかけるようなところは良かったかも。
役者も相変わらず良くて、やっぱりそれぞれが役にぴったりはまっていた。
堀北真希はやっぱドラマより映画向きな気がした。あと周りに合わせてしまうようなところがあるような気がしないでもないので、いい役者と共演したりいい作品に出ることでもっと自分を高めてほしいです。

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