2007/6/23 土曜日

キサラギ

- 映画

予告ではそんなに期待してもいなかったんだけどめちゃめちゃ面白かった。
今年一番かもしれない。
やたら混んでて、なんでこんなに混んでるんだろうと思ったんだけど、もしかして結構評判がいいのだろうか?

とにかく無駄がない。
序盤の何気ないセリフや設定などがクライマックスに向けて全て意味を持ってくる。
徐々に明かされる事実が観客の思考を上手に誘導しているし、真実が明かされるたびにその意外性に驚きと感心を持って観れる。
非常に良く出来たサスペンスでもあるし、コミカルな登場人物が極上のコメディーにも仕上げている。
見終わった後、その登場人物たち全員に好感が持て、一人の人間の死の真相を解明するという内容にもかかわらず「良かったね」と思わせ後味も最高。
最後のおまけの宍戸錠はあんまり必要じゃなかった気もするけどね。
あと、如月ミキは最後まで顔を見せない方が良かったんじゃないかとも思ったけど、酒井香奈子で驚いた。知ってる人物だとまあいいかと思ってしまうから不思議。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Leave a comment

HTML convert time: 0.300 sec. Powered by WordPress ME