それでもボクはやってない
これは面白いよ。
みんな観に行けばいいと思うよ。
事件発生から判決までの流れに沿って物語は進んでいくんだけど、無罪を主張する主人公とその周りの母親や友人、それに弁護士たちの気持ちが、感情が前に出すぎず、それでいてリアルに伝わってきた。
脚本と演出も秀逸だが、出演者がそれぞれ与えられた役割をキチンと演じきっていると言っていい。
2時間半近い長さにもかかわらず、まったく飽きさせず、全編を通して観ている側にもある種の緊張感を持たせる臨場感がある。
関係ないけど加瀬亮は犯罪者顔だよね。
今まで加瀬亮が出た映画で観たのは「スクラップ・ヘブン」と「好きだ、」とこれの3本だけなんだけど、前2作は犯罪者だし、この映画の主役が加瀬亮って知った時は、ちょっと笑いました(笑)。
追記。
ちょっと調べてみたら「ストロベリーショートケイクス」と「花よりもなほ」にも出ていたみたい。というか、そういえば出てました。忘れてた。
その2本は犯罪者じゃなかったのに犯罪者的印象が強く残っていたよ。