社会見学
今日は、名古屋市の不燃ごみと粗大ごみのすべてを処理している大江破砕工場というところに見学に行ってきた。これ。
なんか、ごみ処理施設の割りにとても綺麗な建物だった。中も別に汚いということはないし臭いもなかった。
今日は日曜日でお休みなので、実際に機械が動いているところは見れなかったけど、工場内を案内してもらって機械の説明を聞きました。
工場は5階建てだったんだが、5階と言っても天井が高いので普通のビルでいうと10階建てくらいの高さか。
5階から順番に案内してもらったんだけど、なんか床が網。鉄製のしっかりしたものなので足場が悪いとかはないんだけど、普通に下の方が見えるよ。高所恐怖症の人はこんなとこにはいられないだろう的。
面白かった。
大きな機械で冷蔵庫とか自転車とかタンスとかをバラバラにするんだけど、破砕したものを燃える物と鉄とかアルミとかに分けるのに磁石を利用してて、アルミは磁石で弾き飛ばすというのがオドロキだった。
アルミって磁力に反発するのか。
模型の機械で実演して見せてくれたけど、ホントに反発して飛んでた。すげー。
でも、破砕してバラバラにしたものの80%くらいは可燃物として、焼却処分されるんだって。
じゃあ別にふとんとか燃える物は粗大ごみで出さなくても、自分で細かくして可燃ごみで出しても同じということだね。いいこと聞いた。
2階に下りるとちゃんとコンクリートの床になった。
2階で一番最初の工程である破砕機による破砕が行われるんだけど、ごみには何が混ざっているか分からないから、爆発する可能性のあるものもあるかもしれないということで、機械を動かす時は人は部屋から出て室内の空気も万が一爆発しても被害を抑えるために酸素濃度を下げるとか言っていた。
ドアに貼られていた爆発注意の文字が目を引いた。
そんな感じでなかなか見られないものを見れて面白かった。
あと、帰りにもらったパンフレットに、「ごみか資源か迷ったら資源として出しましょう。プラか紙か迷ったらプラとして出しましょう」と書かれていてちょっと意外だった。
今まで混ざったらいけないと思って、迷った時はごみとして出してましたよ。
ごみの分別もなかなか難しいね。
追記(10月10日)。
↑間違えた。冷蔵庫は家電リサイクル法施行により粗大ごみとして回収しなくなったので、今はここでバラバラにはしてないです。
なんかそういうのも面白そうですな
自分も子供の頃、知り合いのおじさんが市のごみ処理場で働いてたので
連れて行ってもらったことあります。
ごみ収集車のお迎えつきでした。
アルミは磁石にくっつきはしないのだけど、
磁界を変化させるとアルミの中に電流が流れて
その流れた電流が起こす磁界と反応するのだ(≧∇≦)b
Comment by L.River — 2006/10/9 月曜日 @
なかなか面白かったですよ。
て、ごみ収集車に乗ったことあるのかー。ヤッターマンみたいにごみを集めに来る人に子供の頃ちょっと憧れたものだよ。
そいや、今回収集車を見ませんでした。
アルミはそういう理屈か!
さすが工学部ですなー。
Comment by さそう — 2006/10/10 火曜日 @