2006/9/10 日曜日

紙屋悦子の青春

- 映画

永瀬正敏と原田知世ということで期待して行ってきました。
二人の演技は良かったけど、映画としてはとても動きのない作品でした。
それに物足りなさを感じるかどうかは人それぞれかな、と。

ちゃぶ台を囲んでの食事シーンなど、座って会話をしているシーンがとても多い。
そのほとんどが、カメラ固定のワンカット長回しで、動きのない会話のみのシーンを延々見せられると少々飽きがくる。
展開そのものも会話シーンが多いため、テンポがゆっくりでストーリー進行はとてもゆるやか。
ストーリーそれ自体について言えば、内容に厚みはなく、見せ方しだいでは30分程度で伝えられる内容か。
それを、じっくり時間をかけて見せるのがこの映画のやりたかったことなのかなぁと思うけど、僕的には最初に言ったように物足りなさを感じた。
物語としてはキチンと終わってる気もするけど、ラストはこれで終わり? という印象でした。
演技自体はとても良かったと思います。

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