アンドリュー・ワイエス 創造への道程
県美。
以前にやってたドラマ「あしたの、喜多善男」で知った画家。
ふと時間が空いたのでちょっと行ってきた。
ドラマに登場した絵はなかったけど、その習作は展示されてました。
というか、やたら習作多かった。習作だけだったり習作並べて最後に完成品って感じだったり。
習作はラフもあれば部分的に色塗ってあるのもあればで、色付のは普通に完成絵と同じように見れました。
展示物の最初の方は自画像ばかりで、それがまたイケメンに描かれてて背景が描きこんであるのもあったりで、ワイエスはナルシストかと思えてちょっと笑った。
全体的に細かい。その細かさが素晴らしかった。人物の肌も髪も、風景の草や木が。
ただ、若干パース狂ってると思える絵もあって、わざと狂わせてるんだろうなと思うんだけどどうなんでしょうね。
誰の絵でもたまにあることだけどどういう意図かといつも思う。
色の濃さが重たい印象を与えるので楽しい絵という感じではないけど、どれも素晴らしかったです。