乙一原作っていうだけで、ストーリーには期待してたんですが、クレジットを見ると原作に2作品書かれていて、短編2本を一緒にしたのかな?
頭の中の携帯って発想がまずすごいと思う。
おもちゃの携帯が鳴るとか壊れた携帯が繋がるとか、理屈が分からんところもあるけど。
成海璃子は偶然にも携帯を題材にした映画が続きましたな。
今までそんなに可愛いと思わなかったけど、今回の成海璃子は可愛らしく感じたかな。
頭の中の携帯なので、声がナレーションで、頭の中で会話しているけど声は出していないという演技が続いて、なんとなく声と演技があってるようなあってないような、みたいなところはあったかな。
頭の中じゃなくて声を出して会話してしまってるシーンもあったけど、感情的に声が出ちゃったとか以外にも、演技的に声を出した方がいい表情になるから監督が声を出させて演技をさせた、とかもあるのかもしれないと思って観てました。
あのバスの青いワンピースの娘は一体なんだろうと思ったらそういうことか。も少しさりげなく観客に印象に残す見せ方でいいのにとちょっと思った。
一時間ずれのタイムラグの設定が最後に効いてきて、すでに死んじゃってる小出恵介の前で頭の中で会話してるシーンが、ちょっと泣けてきた。
未来の自分がピアノの先生というのもまたいいですね。
« 続きを隠す