あにまるさんは待つ、並ぶのが好きではないので、ギリギリに行ったら整理券番号134でした。
 僕の後ろ少ししかいなかったから、今日のお客さんは150人弱ですね。
 始まる前に気が付いたけど、前述した関係者席に広井さんを発見。
 金髪、スタジャン、サングラス。サングラスしててステージ見えるのん? とか思いましたが、今日は広井さんの話はいいので次に行きましょう(笑)。

 第二部が始まり愛さんが登場。
 ステージ映えする白い衣装。胸元から肩まで大きくVの字に開いたワンピース。手にはフリルの付いた白い手袋。
 つばのない小さな白い帽子をちょこんと斜めにかぶり、その下に茶色のウェーブのかかった付け毛のポニーテールが揺れています。
 大きく開いた胸元を飾るネックレス。耳にはやや大きめのイヤリング。
 折笠愛CD発売記念ライブということで、ニューアルバムの曲なのでしょう、まず一曲。
 アルバムのタイトルが「LeTTeR」ということで一曲歌った後、ファンからもらったという手紙を二通読みました。
 一通目を読み終えた後「照れちゃうわVv」と言う折笠さんが色っぽいやら可愛いやら。
 二通目の文面はなんだかキャピキャピした内容でしたが、最後に読んだ差出人の名前は「真弓」。田中真弓さんでした。
 愛さん曰く、真弓さんはこういうことに労力を惜しまないタイプだそうで、大好きと言っておりました。
 あ、その真弓さんの手紙は三枚くらいあったんだけど、手袋のせいで重ねた手紙が捲れなくて、前の席の人に「めくって」と言って捲ってもらってました。前の方の人はラッキーだね。
 次の歌は「デージーとクロワッサンとワルツ」。これだけタイトル覚えてた。
 続けてもう一曲歌ったかな。バンドのみんなに話しかけてたのが確か二曲目と三曲目の間だったと思うので、きっと三曲でしょう。
 この日のバンドはギター、ベース、サックス、キーボードで、いつも歌謡ショウで奈落の中で演奏している人達だそうです。

 三曲歌い終わったところで伊倉さんが登場。
 Gパンに、上は何だろう、まあ普通のシャツかな。
 二人でちょっとトーク。
 なんでも、愛さんは今年交通事故に遭われていたそうです。
 車にはねられて7メートル飛ばされたんだと伊倉さんが言うと、すかさず「いえ、9メートル。性格には8.9かな」とか言ってました(笑)。
 で、たまたま外科医の先生が近くにいたらしく、上着を脱ぎながら袖を捲くりながら「僕は外科医です」とドラマのように現れたらしい。
 けど、外科医って手術台の上に乗らないとやる事ないのよね、とオチをつけてました(笑)。
 ともあれ、入院してしまい、夏の歌謡ショウはかえで抜きかとみんな心配して、花組はお見舞いに足を運んでいたそうですが、愛さんはメキメキ回復してみんなを驚かせたそうです。おまけに歌謡ショウの後アルバムは出す、ライブはやるで更にビックリだとか。
 そんな愛さんの事故のことや歌謡ショウのことなんかも思い返すと夢のように思うことがあると伊倉さん。
 そんなフリで、伊倉さんの歌へ。愛さんはステージからはけました。
 曲のタイトルは「みんな夢の中」だったと思う。実はうろ覚え。
 ネットで検索したらwavファイルを置いてるサイトがあったのでDLして聞いてみたら、覚えがあったので多分間違いないかと。
 高野恭子さんという方の歌らしいです。昭和44年発表。伊倉さん小学生くらいですかね?
 伊倉さんらしいというのか、落ち着いたしっとりした曲調。
 次の曲は松任谷由実、ユーミンの「経る時」。これで「ふるとき」と読みます。
 伊倉さんは桜がとても好きだそうです。
 この歌は桜の花を砂時計に見立てた歌詞だそうで、これを聞いた時伊倉さんはユーミン天才と思ったとか。
 実は伊倉さんはこのライブ出演予定がなかったけど、いつの間にか歌うことにされていたらしい。当初は遊びに(見に)来るつもりだったとか。
 そんな訳で、急のことで何を歌おうかと思ったけどこの歌に決め、そのせいで歌詞を間違えないか心配と言ってました。
 そして、歌い始め、少し歌ったところで本当に間違えてしまったらしく、「ごめんなさい」とバンドを止めて最初からやり直し。
「完璧に歌うまでやるよ」と自分に気合を入れる伊倉さん。プロね、と思いました。
 二回目はキッチリ歌いきり、歌い終わった後に「全部歌いきったら100万円の気分」と(笑)。
 そして麗さんにバトンタッチ。

 麗さんは赤い皮のジャケットが決まってます。
 去年の夏に出したアルバムから同名タイトルの曲を。何でタイトル書かないかというとフランス語なのでフォントがないんです(爆)。
「Le Blanche Elephant」。これの「Elephant」の「E」と「e」の上に「'」が付いたら正しい表記かと。
 麗さんはワイルドよね。
 歌った後、相棒を呼びますと言って一成さんを呼びました。
 今度は一成さんのギターとのコンビでメドレーチックに。
 まずは昔出したアルバム「OOH,LALA」から「HIGHWAY246」を一番だけ。「HIGHWAY246」のタイトル分かんなかったけど、マリアファンの友達に教えてもらいました。
 それから次は何かと思えば秘密のアッコちゃん。そのEDテーマ。
「アッコちゃーん、アッコちゃーん、好き好き〜♪」ですよ。でも、ロック調にアレンジしてノリノリでした。
 それから今度は「初めてのチュウ」。キテレツ大百科のED。
「チュウ」のところで田中さんと見つめ合って、お互い照れた演技をする二人。恥ずかしそうにもじもじしてました。
 そいでもってお次はゲゲゲの鬼太郎の替え歌で。
 確かこんな歌詞。

 ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ 夜は飲み屋でゲゲゲ〜(字足らず)
 楽しいな楽しいな 声優にゃボーナスも 貯蓄も貯金もない
 ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ 朝はスタジオでゲゲゲ〜
 楽しいな楽しいな 声優にゃ学歴も ○○も○○もない

 ゲゲゲ〜のところで二日酔い的リアクションを。○○の部分忘れちゃいました。信用と保証だったような気が。
 声優さんって大変ね(笑)。
 そしてまた「HIGHWAY246」に戻って閉め。
 二人ステージからはけて、照明が落ちました。

 三つの大きなモニターとカラオケの時には使われなかったステージに張られたスクリーンに映像が映る。
 ハンディカメラの映像で、どうやら撮影は愛さんのよう。
 帰宅途中の風景で、コンビニで肉マンを買って部屋に戻って来る。
 そこで映像終ってステージ上に部屋着姿の愛さん登場。
 一瞬ワイシャツ一枚かと思いましたが(爆)、シャツワンピでした。
 頭は風呂上りのようにタオル(?)が巻かれている。
 愛さんの部屋、という設定でスキットの始まり。
 居候役で麗さん。怪獣の着ぐるみを着て「プシュッ」っとビールのプルタブを開ける小気味いい音と共に登場。この人ホントに飲んでます(笑)。
 そして「大きな古時計」を歌いながら伊倉さん。腕をちぐはぐに振り回しての登場に何かと思っていたら、「伊東家の食卓」の大発見のコーナーで「大きな古時計」に合わせて右腕と左腕のリズムをそれぞれ2拍子と3拍子にするというゲームがあるそうです。レニファンの友達に教えてもらいました。
 伊倉さんは「伊東家の食卓」のナレーションしてますものね。「平井堅はいいな〜」とか言ってた。別に加山調ではない(笑)。
 伊倉さんは黒地に縦の白いラインの入ったパジャマ。
 それぞれ愛さんが社長秘書、麗さんは動物園の飼育係、伊倉さんがスポーツジムのインストラクターという設定だったかな。
 そいや、二部のタイトル「アパートの鍵貸しました」でしたね。
 お芝居仕立てで恋の話とか子供の頃なりたかった職業の話とかして、合い間にそれに合わせた歌(なのか?)を愛さんが歌います。んー、むしろ歌の間にお芝居か?
 歌はやっぱり「LeTTeR」からなのかどうかは持ってないので分かりません。けど、全部愛さんの歌ではある気がしたけど、どうなんでしょ?
 今回のメインは愛さんなのでボーカル愛さん、コーラス伊倉さん麗さんでした。
 一成さんがクリーニング屋とかピザ屋で何度か登場してた。
 ピザのお金が足りなくて、足りない分は私達の投げキッスでとか言って三人で投げキッスしてましたよ。ワオ!
 三人ともトークの時よりも滑らかに舌が動いてる気がした。やっぱフリートークよりは台詞の方が上手く話せるのかな。
 そして、スキットが終ると、いよいよ二部終了でした。

 アンコール。
 三人ともお揃いではないけど、似たデザインの衣装。黒地にキラキラ(何だよその説明)。
 やっぱり愛さんの曲なのか、ジャズ風の歌を愛さんのボーカルで。伊倉さんと麗さんはコーラスね。
 アンコールは一成さんも麗さんにマイク向けられてコーラス参加してました。
 歌が終わってああもう終ってしまうのねと思ったら、折角出てきたんだからもう一曲やりましょうとラッキーにももう一曲。
 麗さんが「伊倉ちゃんの好きな曲で『ふりむかないで』」とか紹介。これも愛さんメインだったけど、好きな曲ということでしょう、途中で伊倉さんもボーカルをつとめました。
 ネットで調べたけど誰の曲か良く分かんなかった。ザ・ピーナッツですかね?
 そんなこんなでノリノリの中、ステージは幕を降ろしました(幕ないけど)。

 何か、文章破綻してるところもあったかもですが、そんな感じのステージでした。
 歌謡ショウなどでは見られない素の表情や、話や歌が聞けて良かったですよー。
 行けなかった方には申し訳ないけど、とっても楽しい時間でした。
 サクラファンになって初めて名古屋市民で良かったと思えたよ(笑)。でも、麗さんが会場のお客さんに名古屋の方どれくらいいますかって聞いた時に、全体の半分も手が上がらなかったのにチトびっくり。
 恥ずかしがり屋さんがいたのを差し引いても半分は遠方からみえたお客さんなんですね。
 結局、名古屋でやっても東京でやっても集まる面子は同じってことですね(オチ)。

第二部チケット



戻る



サクラトーク